採訪:鈴木正文
撰稿:サトータケシ
LGBTQについて特別に意識することなく現場に入ったということではあるけれど、『おっさんずラブ』を見て勇気づけられたとか、考えが変わったとか、そういう声も田中圭に届いた。
「基本的にいただいたファンレターは全部読ませていただいていて、LGBTQの方からのお手紙、内容的に軽いものから重いものまであったのですが、こういう風に届いたんだってうれしくなることもありました。多くの方に認めてもらえたのはよかったです」
雖說並非特別帶著LGBTQ意識而開拍,但看了《大叔之愛》後被賦予勇氣、想法改變之類的迴響也傳到了田中圭這裡。
「基本上收到的fan來信我全都會看,LGBTQ朋友的信件雖說內容從輕鬆到沉重都有,不過能這樣打動人我覺得很開心。能被大眾認同真好。」
役者という仕事の魅力のひとつに、いろいろな人の人生を演じられるということがある。『おっさんずラブ』で、春田創一の役を演じた後で、田中圭のなかで何か変わったことはあっただろうか。
「それはもちろんあります。たとえば職業モノをやれば、その職業の現実的な苦労を知ることになりますし。春田をやって、男の人を愛するという気持ちを知ったし、偏見がなくなるというか、LGBTQの人々に対する見方も変わりました。ただ、言葉が難しいのですが、LGBTQの人たちに届けばいいと思ってつくったわけではない。人間が変わるのって、命令されたときではなく、自分で自分を見つめ直したときだと思うんです。そのきっかけとなって誰かの心を動かすことができるのが僕らの仕事のいいところだと思っているので、いい作品をつくったことで、結果として多くの人に届いたことがうれしいです」
差別の現実を直接に攻撃するのではなく、いい作品をつくりあげて人気となり、結果として、差別の現実に目を向ける人が増えていく。良質なエンターテインメント作品にはそんなことができるのである。
演員這個工作的魅力之一,就是能扮演形形色色的人的人生。在《大叔之愛》中飾演春田創一這個角色之後,田中圭內在有什麼改變嗎?
「這當然有。比如說做跟特定職業相關的內容,就會知道那個職業現實的辛苦。演春田,讓我了解了愛男人的心情,不知道是不是偏見消失了,我對LGBTQ族群的看法也有改變。只是,雖然這很難說明,但這不是為了打動LGBTQ族群而做的。我認為人類的改變不是在被命令的時候,而是當自己重新審視自己的時候。如果能夠成為這樣的契機、影響誰的心,我認為這就是我們工作的優點,所以當我們作出好作品,最終感動許多人,這就很令人開心。」
不直接攻擊帶有歧視的現實,而是作出好作品、獲得人氣,而在結果上,使注意現實中的歧視的人增加。高品質的娛樂作品就做得到這樣的事。
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